クライマークライマー杉浦です。
北アルプスを登りに行ってまいりました。
『岳』の舞台といえばわかりやすいでしょうか。
今年、友人と登る約束でしたが、いろいろあり彼と登ることは
できなくなってしまいました。
私が今回挑戦した、友人が大好きな西穂高からのコースは超難関
コースです。
大雨で西穂独標(写真)までで断念したのですが、私の実力不足を
彼が天候という形で止めたのではと思っています。
『勇気と無謀は違うんだよ!!』とか『山をなめるなよ!!』
と言われた気がしました。
彼には山登りの中でもいつも叱られながら支えて頂きました。
彼との最初の登山は、南アルプスの鳳凰三山という山です。
登山前に何度かの打ち合わせを行い、そのなかで、
『昔ワインを瓶でもって来た馬鹿な部下がいる』という話
を彼から聞いていました。
私は馬鹿なので、『敢えて瓶でもって行きたい』などという
愚かな発想から焼酎、ワインをそれぞれ瓶で持っていきました。
結局、途中でばててしまい、彼にワイン、焼酎を担いでもらいました。
傑作なのは、メンバーが皆お酒を用意しており、
その瓶のワインを空けずに下山したことです。
山に降りてから飲むこととなり、南アルプスプレミアム
とかいいながら、彼、私、もう一人と宿で空けました。
なんだか非常に暖かく美味しかった思い出があります。
オリーブを立ち上げる話をしたのも、そのとき彼が初めてでした。
厳しい意見をもらいながらいつも支えていただいた彼に感謝しています。
今回、途中で断念しましたが、西穂独標(2701m)まで
瓶でワインを上げて下ろしてきました。
(体力を考えて非常に小さなサイズですが)
この北アルプスプレミアムを持って彼に今年の報告に
行きたいと考えています。
(添付の写真の下部のワインがそれです。)