お疲れ様です。相談役よこやまです。
今年の夏休みに北九州を観光してきた話の続きです。
前回の投稿は土曜日の話だったのですが、今回はその前日の金曜日の話を。
この日は朝から北九州に入っていたのですが、午前中は所用のため観光はできず、午後に関門海峡両岸の門司地区、下関地区を廻る計画を立ててました。
当初のプランというか、やりたかったこととしては、
① トロッコ列車の乗車(門司→関門トンネル人道入口)
② 関門トンネル徒歩横断(門司側→下関側)
③ 下関の市場(唐戸市場)見学&買い物
④ 巌流島上陸
⑤ 関門海峡連絡船乗船(下関→門司)
の5つをこの順で効率的に廻る予定でした。
が、午前中の予定が押して、さらに、ランチもゆっくりと食べてしまったことで、大きく予定が崩れることに。
そうそう、そのランチですが、もう何年も行きたいと思っていた「田舎庵」といううなぎ屋さんに行ったのですが、なんというか月並みな「超美味しかった」とかいう次元ではなく感動レベルでした。私も旅行好きで日本全国あちこちのうなぎの名店で食べましたが、正直ここのうなぎが日本一だと思います。ごちそうさまでした!!
さて、観光の話に戻りますが、時間が押したことで問題が発生しました。
結局、門司に到着が15時になったのですが、④の巌流島への連絡船の最終便が16時半ということで、①②③というプランで進んでいくと、④の最終便に間に合わないことがわかり、ここで脳内パズルが始りました。
すぐ思いついたのが、ルートを逆に廻るパターン。
⑤④③②①
と廻れば、巌流島の最終便を気にしなくて済みます。
これで解決、かと思いきや、実は①のトロッコ列車にも最終便がありまして、それが17時なんです。この順番だと今度はトロッコ列車に乗れなくなることが判明。完全に詰みました。困った。。。
普通ならどこかをスキップする流れになるなのでしょうが、そこは諦めの悪いというか、欲張りな私。。。じっくり考えて出した結論は、数字の並びで言うと、
⑤④⑤①②③⑤
速攻で下関側に渡って先に巌流島だけ観てから、再度門司に戻って当初のプラン通り動く、でした。これで①も④も最終便の時間の問題がクリアになります。
そのかわり、何度も門司と下関の間を船で往復しなければならず、ルート的には非常に効率が悪いのですが、まぁ背に腹は代えられないということで。。。
(ちなみに、門司と下関の間は船で10分かからない距離)
このプランを思いついた時には、「俺って天才かも」と思ったのですが、一人旅ということで誰も褒めてくれませんでした(笑)
というわけで、まずは、⑤の関門海峡連絡船に飛び乗ることに。
港名物の跳ね橋を観て(上がっていた)、のんびり乗船チケットを買っていたら、もう出航とのことでいきなりダッシュする流れでなんとかギリギリ飛び乗れ。。。
下関側に渡って、そのまま巌流島行きの船に乗り換えようとしたら、20分ほど待ち時間があったので、徒歩5分ほどで行ける③の市場を見学。買い物する時間までは取れませんでしたので、買い物はまたあとで。
市場は見どころが多く時間を忘れかけてしまい、慌てて船乗り場に戻ります。ここでもプチダッシュ。そしてなんとか巌流島へ。
上陸時に戻りの船の時刻表を確認したところ、次の便はなんと10分後に出航。その次となると50分ほど空いてしまい、これだと全行程が廻れなくなることが判明。巌流島滞在時間は10分ということに。
上陸後はダッシュで島内を廻りました。
そして、船で下関に戻って、そのまま門司行きの船に乗り換え(⑤)。
門司に戻ってきました。トロッコ列車の発車時間が迫っていてここでもまたダッシュ。
そしてタイミングよくトロッコ列車が。タイムマネジメント完璧。
終点で降りると、そこは関門橋の真下。関門海峡は潮の流れが速いことで有名。
海面に段差が見え、鳴門の渦潮のように渦が巻いているところもありました。
さて、②のトンネルへ。エレベーターで下に下がります。
下に降りると、下関方面に一直線に道が延びています。
5分ちょっと歩くと県境が。ここに来たかった。
そして県境からさらに5分ちょっと歩いて対岸側に到着。
地上に出ると、先ほどと同じ関門橋と関門海峡の景色が。
ただこの場所、鎌倉時代に平家が滅びた壇ノ浦と呼ばれる場所でもあり、幕末には下関戦争で外国船に対して砲撃が行われた場所でもあります。
説明看板や銅像なども多く、歴史好きにはおすすめのスポットです。
ということで、バスに乗って下関の港に戻り、市場でお土産を買って(クール便で発送)最後船に乗って門司に戻りました。
というわけで、ちょいちょいダッシュする羽目になった全行程3時間ほどの弾丸ツアーでしたが、観たいものはすべて観れたし大満足の結果でした。
みなさまが行かれる際には、もう少し余裕をもった日程でぜひ(笑)。